会長ブログ

 

少し前になりますが、平針店に新型Ｚ34バージョンニスモが入庫しました。
次はいつ入庫するかわからない車です。
さっそく写真を撮りに行きました。
新型バージョンニスモは中古車として出回った車が全国で２台のみです。
もう一台は走行距離が多かったので仕入れをしませんでした。



色がパールだということもあり、他のＺ34より大きく見えます。
基準車のバンパー内にある牙状のものがない分、バンバーはすっきり見えます。



リヤスタイルも迫力があります。一目でバージョンニスモだと分かります。
ニスモのエンブレムも立体で出来ています。



全体を見ると、Ｚ33のバージョンニスモよりおとなしいデザインだと思います。
社外エアロによくある張りぼて感は感じません。
Ｚ34のデザインにマッチした良いデザインです。



微妙に小さいオーバーフェンダーが装着されています。
ボディカラーがパールですのであまり目立ちません。



外装はフロントバンパー、サイドシルプロテクター、リヤバンパー、リヤスポイラーが専用品です。
タイヤサイズは基準車と同じです。アルミはレイズ製の専用品が付いています。
新型Ｚのアルミを見るとタラバガニを思い出します。



内装は革シート上部に押し込みでニスモのロゴが入っています。
写真がありませんが。スピードメーターが専用品で２８０キロスケールとなっています。



動力関係はストラットバーとエンジンカバーが専用品です。
その他としましては、ヤマハ製パフォーマンスダンパーが前後に２本装備しています。
足回りは、スプリング、アブソーバー、前後スタビライザーが専用品です。
マフラーとコンピューターも専用品となります。
これの違いを考えれば単体で改造するよりかなりお値打ちだと思います。
一番の違いはメーカーが製造した改造ですので、新車保証が受けられるということです。
五年間もしくは走行１０万キロまで保証してくれるメーカー保証があるかないかは大きいと思います。
この車は入庫と同時にネットを見て来店してもらった既存客様に売約となりました。
少し乗ってみたかったのですが少し残念です。
私は商品として仕上がった車と売約車は試乗しません。
走行フィーリングは次の機会にお話しさせてもらいたいと思います。

当社はミニバン専門のＳ店以外は、
Ｒ35ＧＴ－Ｒを頂点としたスポーツカーをラインナップにしています。
次に力を入れている車はレクサスＩＳ－Ｆ、フェアレディＺ、スカイラインクーペです。
高年式スポーツカーは流通量が少なくなっています。
程度の良い車がオークションに出品されると、ほとんど買い切っています。
内容の良い車はできるだけ自社で販売したいという強い思いがあるからです。

昔は私自身がオークション会場に出向き応札していました。
時代は大きく変わりました。
ネットの普及により、会場に出向かなくても車が買えるようになりました。
会社の仕入基準をきちんと示し、これを社員が実践してくれています。
当社の自慢は社員の定着率が高いということです。
欲しいと思った車は買い切るよう常々と言っています。
経営者の不安としては仕入れ資金です。
これをきちんと確保するには、銀行に信用力をつける為に、
良い業績をあげることが大切だと思います。
決して大儲けする必要は無いと思っています。
一番大切なことは、
当社で購入してもらった車がお客様に本当に満足してもらっているかどうかだと思います。
当社の建物は全てが居抜き物件です。
建物や付帯設備にお金をかけていません。
出来るだけ経費を抑えたいという気持ちを強く持っています。
その分、内容の良い在庫を数多く揃えたいと願っています。