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初期GT750(昭和47年式)について②

2011/5/26 (木)

マスター様へ
いつもコメントを入れて頂き、ありがとうございます。
私のブログにGT750のキーワードから検索して来れれる方がたくさんいます。
GT750の魅力は、部品がかなり余裕をもって取り付けられている点です。
未完成の魅力というかどうかわかりませんが・・・・・
リヤタイヤから大きく離れたフェンダーなど、見方によってはスキスキに見えます。

開発に当たり北米のディーラーからCB750より大きくすること、
3気筒は決まっていたようですが、マフラーは4本にすることなどの要望があったそうです。
身長180センチの人を対象にライディングポジションが決定されているようです。
私は身長171センチですので、両足がかろうじて届くレベルです。
シートアン抜きはバイクの写真を撮るとかっこ悪いと思い、そのまま無理して乗っています。

時々、GT750の記事が載っている古い雑誌を買い集めて知識を得ています。
最近は参加していませんが、クラブのツーリングへ行くといろいろな情報を得ることができます。

一番困るのは、ヤフーなどのオークションで今も出る部品をさも当時物のように出品している人がいることです。 できるだけ正確な情報を発信し、GTを愛する人が高い部品を買わないようにしてもらいたいと願っています。たまに関東へ行くので、一度マスター様にお会いしたいと思っています。
その節はよろしくお願いします。



このGTの購入時はフォークブーツがB1後期用の8段タイプが付いていました。
B1のフォークブーツは2種類あり、馬蹄ヘッドの前期タイプは14段が付きます。
後期の丸ヘッドは8段のタイプが付くようです。

初期ホーンのみ縦筋が入ります。
このホーンはメーカー欠品です。B1以降の筋が無いタイプは今でもメーカーから出ます。



ステムを留めているSマーク入りビスはクロームメッキをかけました。
フォークの上部を留めるボルトとハンドルを留める上部が丸いボルトも出ますが、
当時物と比べると若干形状が異なります。補給ビスは上部が平らになっています。
ラジエターキャップはEBAYで購入した新品です。
ハーネスを留めているバンドは純正品で、これも出ます。
本来、ステムは半艶塗装ですが、私の希望でこのGTは艶ありになっています。



テールレンズベースは再メッキしました。
本来の初期モデルはテールベースが長いタイプとなります。
このバイクはリヤフェンダーを新品の補給部品に交換しているので、
B3以降の短いタイプになっています。初期、B1とB3以降はシートの長さが微妙に異なります。
このシートはレプリカですので、補給フェンダーを付けるとテールベースを留めるビスが
少し見えてしまいます。テールレンズケースは社外品です。社外品はテールレンズを止めるビスが
タッピングスクリュービスになっています。



補給部品で出るリヤフェンダーはGT550、GT380と共通部品になっています。
それでフロント側にビス穴が4か所開いています。GT750に取り付ける場合は
上部2か所ですので両サイドの穴は不要となります。
下からのぞくとこのように不要な穴が左右に見えます。



テールレンズはCGCの社外品です。本来このGTのテールは純正品が付いていました。
ゴールドが社外品だったのでお互いを交換しました。
ゴールドは出来るだけ当時物部品を使うようにしています。



初期モデルにメットホルダーはありません。これは当時もオプション扱いでした。
頼んでみたらメーカーから出ました。私はリヤキャリヤバーの左側に付けています。
嬉しいことにSマークが入っています。



ラジエーターガードは初期とB1で微妙の形状が異なります。
初期のガードは両サイドのバーが微妙に膨らんでいます。
その他もラインの曲りがおだやかになっています。
当時のオプションのメッキラジエーターガーニシュは欧州のEBAYで手に入れました。



ヤフーで見つけたラジエターガードです。初期用で出ていますが、これはB1用です。
サイドの形状が違うことが分かると思います。



ポイントカバーは欧州で出に入れた社外品です。
作りが良く、鉄板とメッキが厚くなっています。純正より強度があるものと思われます。
チェンジレバーは初期、B1のみかぶせる袋状タイプになります。
これも2種類あり、筒の形状が同じ高さのもの(この写真)と
付け根が太く外側が狭いタイプがあります。これは北米で手に入れた新品です。
外側にSマークがあります。



初期とB1は通称キャラメルステップラバーが付きます。この部品はメーカー欠品で、
今頼むとB3以降のゴム山が低いタイプになってしまいます。



ステップボルトと、スイングアームを留めているボルトとナットはクロームメッキをかけました。



リヤのハブとナットもクロームメッキかけました。当時物スプロケットは内部の穴が丸ですが、
補給パーツのスプロケは長い円になります。
リヤサス上下を留める袋ナットは新品が出ました。



タンクマークはよく出来ている社外品です。
社外品はエンブレム裏側にある取付用の小さな突起が大きく、これを削らないと装着できません。
純正はピンで加締めますが、このエンブレムは車用の強力な両面テープで貼っています。



ウインカーは前後とも社外品です。フロント、リヤともメーカーは異なります。
フロントを販売しているメーカーはフロントのみ販売し、リヤのメーカーはリヤのみ販売しています。
前後の社外品と純正を比べても見劣りしないほど社外品はよく出来ています。



写真映りが悪いですが、リヤ社外品のハーネスはウインカーアームのサイドから出ています。



このバイクを購入した名古屋市中川区のフラットパインさんが気を使ってくれ
レンズのみ純正品に交換してくれました。ウインカーレンズ、リフレクター(上下2分割)
とも純正品です。
キャリヤバーを中間で留める袋ナットはメーカーから出ました。
最近、リヤサスも社外品が発売されたようです。
5年前はGTの知識と情報が乏しく、サスをばらばらにし再メッキをしました。
今思えば社外品を購入した方が安くついたと思います。

GT750の話は尽きませんが、次回は他のGTの話を詳しくしたいと思っています。
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